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弁護士紹介

間宮 静香
間宮 静香

重点取扱分野

略歴

名古屋大学大学院教育発達科学研究科 教育科学専攻 修士(教育)
2002年 司法試験合格
2003年 司法研修所入所(第57期)
2004年 弁護士登録(名古屋弁護士会(当時))
名古屋市中区の法律事務所で勤務
2012年 名古屋市緑区に緑オリーブ法律事務所開設

公職・役職

〈現職(2024年4月1日現在)〉

  • 日本弁護士連合会子どもの権利委員会 副委員長
  • 日本弁護士連合会子どもの権利委員会子どもの権利基本法PT座長
  • 名古屋市子どもの権利擁護委員(前代表委員)
  • 瀬戸市子どもの権利擁護委員 代表擁護委員
  • 豊田市子どもの権利相談員(専門員)
  • 愛知教育大学 非常勤講師「子どもの権利」論
  • 東海学園大学 非常勤講師「憲法と基本法」
  • 日本福祉大学履修証明プログラム学校福祉2024 講師「子どもの権利と学校~子どもの権利が息づく学校にする」
  • 蟹江町/東郷町 いじめ第三者委員

など

〈任期満了したもの〉(抜粋)

  • 愛知県弁護士会子どもの権利委員会 副委員長
  • 名古屋市子どもの権利擁護機関検討部会 委員
  • 名古屋市子ども条例検討部会 委員
  • 豊田市子どもの権利擁護委員 代表委員
  • 豊田市いじめ防止対策委員会 委員
  • 豊田市要保護児童対策協議会 委員
  • 豊田市保育園・幼稚園移管法人選考委員会 委員
  • 名古屋市保育施策検討会議 委員
  • 名古屋市中2転落死検証委員会 調査委員
  • 名古屋市公立保育所の社会福祉法人への移管 法人選定懇談会 委員
  • 名古屋市中央児童相談所 嘱託弁護士
  • 愛知県教育委員会 いじめ対応支援チームアドバイザー
  • 愛知大学法科大学院 非常勤講師
  • 日本福祉大学大学院 非常勤講師

など

所属団体・弁護団・役職

主な講演

〈教員向け講演〉

  • 全国の教育委員会主催、現職教育、教員自主勉強会などで多数実施
    内容:子どもの権利、いじめ、虐待、生徒指導提要など

〈児童生徒向け講演〉

  • 公立小中学校、私立中学校などで多数実施
    内容:いじめ、子どもの権利、キャリアなど

〈児童・保護者向け講演〉

  • 公立小中学校で多数実施
    内容:児童生徒・保護者同席でいじめや子どもの権利について講演後、保護者向けいじめ対応講座など

〈保護者・PTA向け講演〉

  • 全国の公立小中学校、PTA大会などで多数実施
    内容:いじめ、子どもの権利をもとにした子どもへの向き合い方など

〈自治体職員向け研修〉

  • 複数自治体で実施
    内容:子どもの権利、子どもの権利と子どもの貧困、子どもの権利救済機関(オンブズパーソン)など

〈要保護児童対策協議会(民生委員・児童委員)向け研修〉

  • 複数自治体で実施
    内容:虐待、子どもの権利など

〈人権擁護委員向け研修〉

  • 法務局主催、人権擁護委員主催など多数実施
    内容:子どもからの相談を受ける上で大切なこと、子どもの権利など

〈保育士向け研修〉

  • 自治体主催、社会法人主催など多数実施
    内容:子どもの権利と保育、保育士がすべき虐待対応など

〈学童指導員向け研修〉

  • 自治体主催、学童保育団体主催など多数実施
    内容:子どもの権利を保障する学童保育 など

〈弁護士会研修〉

  • 弁護士向けに子どもの権利やこども基本法について研修実施

〈多胎支援研修〉

  • 全国で行政、医療従事者、支援者向けに多数実施
    内容:多胎育児の困難さと支援(虐待死事件をもとに考える)

〈公開講座講師〉

  • 自治体、NPO、サークル等主催で多数実施
    内容:子どもの権利、子どもの権利救済機関、いじめ、虐待、少年事件、ふたご・みつご育児支援など

ほか多数

論文・著書等

  • 「生徒指導提要改訂版」「新教育振興基本計画」と子どもの権利(『子どもの権利研究35号』、2024年)
  • 日本弁護士連合会編『子どもコミッショナーはなぜ必要か』(2023年、明石書店)
    執筆担当:第3章「自治体で広まる子どもの相談・救済機関」
  • 「子どもを一人の別の人間として」(『母の友2023年3月号』、福音館書店)
  • 松原信継・間宮静香・伊藤健治編著「子どもの権利をまもるスクールロイヤー―子ども・保護者・教職員とつくる安心できる学校」(2022年、風間書房)
  • 「豊田市子どもの権利擁護機関が行う行政と協働した子どもの権利学習」(『子どもの権利研究31号』、2020年)
  • 「学校における子どもの権利学習と権利保障」(『生活指導752号』、2020年10-11月)

など

学会発表

  • 2023年 日本教育政策学会 「Child-Centered Approachによる学校での子どもの権利保障~サンフランシスコ市LSCの取組の事例を参考にして~」(共同発表)
  • 2020年 日本教育政策学会「わが国におけるスクールロイヤー(制度)の現状と課題―アンケート調査結果に基づく考察―」(共同発表)

弁護士より一言

環境問題を学びたくて、当時数少なかった総合政策学部に入学しましたが、色々な出会いや出来事を経て、子どもを中心とする社会的弱者に寄り添いたいと一念発起し、司法試験を受験しました。弁護士になってからは、子どもに関わる仕事を中心に活動しています。

現在、講演活動と主に自治体で子どもに関わる活動に加え、大学院にて研究活動を行っており、多忙なため、講演や研修講師、執筆活動、自治体の委員等を中心に業務を行っております。そのため、上記以外の個別の事件は原則受任しておりません。ご了承ください。

  • 子どもの事件について

    子どもの事件は、お金にはなりません(逆に持ち出しが多いくらいです)が、ライフワークとして弁護士登録直後から力を入れてきました。いじめや虐待で傷ついた少年たちが起こす少年事件、小説の中のような過酷な人生を歩んできた被虐待児・・・事件や弁護団の活動を通じて、たくさんの子どもたちと出会いました。少しでも子どもたちの支えができたらとNPO法人子どもセンターパオの立ち上げに関わり、行き場のない子どもたちを保護するシェルターや、傷ついた子どもたちが休息し、ステップアップを図る自立援助ホーム「ぴあ・かもみーる」の運営にも携わっています。

    近年では、保育・虐待・学校問題等の公職を仰せつかることも多くなりました。2014年10月からは、豊田市の公的オンブズマンである子どもの権利擁護委員を拝命し、週に1回豊田市にて勤務していました。その後、名古屋市の同機関を立ち上げる際から関わり、現在は名古屋市子どもの権利擁護委員及び瀬戸市の子どもの権利擁護委員代表委員として、子どもの権利救済と子どもの権利の普及啓発に努めています。弁護士の立場では難しかった、施策について意見を述べる機会や学校現場との関わりも増えてきました。

    現場で子どもたちに寄り添いながら、大人のひとりとして、傷ついた子どもたちが少しでも生きていて良かったと思ってくれるように、今後も力を注いでいきたいと考えています。

  • 講演活動

    子どもの権利(条約・条例)、子どもの権利擁護機関(公的第三者機関・オンブズパーソン・コミッショナー)、虐待、いじめ、少年事件、多胎支援などを中心に、全国で年間数十件講演をさせていただいています。特に、2023年にこども基本法が施行されたこと、2022年の生徒指導提要改訂版に子どもの権利条約が入ったことなどにより、自治体や教育委員会、PTAなどから、子どもの権利についての講演依頼が急増しています。ほかにも、児童生徒、教員、保護者、各種委員、医療従事者、NPO、保育園、放課後児童クラブ(学童)指導員、保健師等、子どもと関わる方にお話させていただくことが多いです。講演内容については、「主な講演」を、費用の目安は、費用についてをご参照ください。時間、内容、費用とも、ご相談に応じますので、お気軽にご連絡ください。

    なお、ここ数年講演のご依頼が多く、すぐに予定が埋まる状態です。なるべく講演予定日の4ヶ月以上前にご連絡ください。

  • 自治体支援

    子どもオンブズパーソン、子どもの権利救済機関や子ども条例の制定に関し、複数の自治体の経験を活かし、県内外の自治体に助言を行っています。こども家庭庁の調査でも子どもの意見表明に関する有識者としてヒアリングを受けています。お気軽にご相談ください。

  • 研究活動

    弁護士登録直後から様々な子どもたちと出会ってきた結果、子どもたちが少しでも生きやすい社会を作るために、子どもの権利の普及啓発が必要と考え、講演を積極的に行うとともに、現在は「子どもの権利学習」、特におとな向けの学習についての研究を行っています。

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